再度・インターカジノのトーナメントに参戦!
前回のチャレンジでは4位に入賞、$50の賞金を獲得できました。
今回は更に上位をと目論んでいるのですが…
ライブ・スロット共に「賭け金額で勝負!」が今回のお題です。
これは潤沢な資金を持ち合わせない人間にとっては難しいテーマです。
資金は$200。
この軍資金ではゲーム選択が運命の鍵を握っています。
インスタントルーレットって?
迷った末、『インスタント・ルーレット』で勝負する事にしました。
インスタントルーレットの12ホイールがスピンしているゲーム画面は壮観で、ちょっと気後れしてしまいますが、ルールは通常のルーレットと全く変わりません。
違うのはゲームのスピードになります。
沢山のホイールがありますが、マルチホイールというわけではなく、一つずつ順番にゲームしていく仕様です。
ベットが成立すると、12のホイールの内、最速で結果が出るものが選ばれ、勝敗が決します。
それが繰り返されていくわけです。
インスタントルーレットは自分が賭けたい場所にチップを配置してから『今すぐはじめる』のボタンをクリックすればよいので、賭け方に迷っている時はじっくりと考えられます。
通常のライブゲームの様に”制限時間”を意識する必要が無いのです。
インスタントルーレットとトーナメントの相性
少ない資金で”賭け金額”を多くする為には二つの方法が考えられます。
「大勝ちして自己資金を増やし、大きな金額を賭ける」
これができれば言う事はありませんが、現実的ではありません。
となると、もう一つの選択肢。
「少額のベットで資金の目減りを抑え、数多くプレイする」という方法が残ります。
ほぼ5割の勝率の『赤・黒』などへ賭け続ければ、よほど運が悪くない限り、ゲームは継続でき「賭け金額」は増え続けるはずです。
「時間の許す限りゲームを続ければ、その時、インスタントルーレットのスピードが生きるのではないか?」
と、言うのが今回の作戦です。
誤算!
$1を黒に賭け続けて約500スピン経過、約$5のマイナス。
賭け金額の総計はおよそ$500。
計算通りの結果なのですが、ここで思わぬ誤算が…
「大きく勝ちも負けもしない状態」でひたすらにゲームを続けるのは、精神的にはかなりキツイです。
そこで一計。
Voisins du Zero(ゼロの周辺)
下の画面、右下のポインタの位置をクリックすると、この様にチップが配置されます。
これは”フレンチ・トラディショナル”と呼ばれるチップ配置の一つ。
ゼロを起点にホイールのほぼ半分(17/37)を最小限のチップでカバーするものです。
この方法はチップを二か所にまたがる形で置く(スプリットベット)が基本ですが、三か所、四か所にまたがっている所もあり、そこは配当が低くなるので二倍のチップが置かれます。
厳密には勝率50%というわけではありませんが、『赤・黒』等に賭けるのと確立的には大きな差のない状態を作り出せているわけです。
$0.2チップを使うと合計で$1.8のベットになり、勝てば払い戻しは$3.6から$4.8。
$1を賭けて$2の払い戻しを受けるのと、数字の上では大きな差はないのですが、こちらの方が楽しめる気がします。
このベット方法でゲームを続けてみると、少しずつですが収支が上がってきました。
攻めて勝つ!
一回ごとのベット金額を上げれば勝幅は大きくなりますし、"賭け金額"も増えますが、トーナメントに参加していると賞金を獲得しつつ黒字収益も狙えるので一挙両得です。
$0.5チップを使い、1スピン$4.5でVoisins du Zeroに賭ける!
僕はこの時、負けというイメージは微塵もなく攻めの好機だと感じ取っていました。
最悪でも「ちょいマイナスくらいでゲームを継続できるはず」と思い込んでいたのです。
最悪の結末!
結果として、攻めの勝負に出てから約1200回のゲームで今回は終了せざるを得ませんでした。
その収支が上のグラフ。
収支はマイナス$190。
$10を残して所持金を使い果たしてしまったというわけです。
なぜ、この様な悲惨な事態に陥ったのか…?
当初、目論見通りに収支は上昇しました。
しかし、80ゲーム近辺から急に負けが増えだしたのです。
そこで、次の手を打ちました。
Tiers du Cylinder(シリンダーから3番目)
『0』の逆サイドですね。
Orphelins(孤児のゾーン)
上記の2つに含まれない隙間のエリア。
流れを読んで、この3つの賭け方のどれかを選ぶ、という作戦をとりました。
ただ結果から言えば、この選択が間違いでした。
”流れを読む”と言えば聞こえは良いですが、要するに勘だより。
ほぼ5割の勝率を維持しようとした『Voisins du Zero』のコンセプトを完全に見失っていたのです。
マイナス収支にうろたえず、当初の作戦を継続していれば、結果は全く違ったものになったでしょう。
迷走
僕は連敗すると賭け方を変えるという事を繰り返しました。
これは完全な負けパターンです。
一時的に持ち直す事はあっても結局は敗北に向かいます。
分かっているのに過ちを繰り返してしまうんですよね…。
独自にチップ配置を工夫したりベット金額を上げ下げしたりと、悪あがきをしながら約800ゲームを終えた頃には所持金は半分以下になっていました。
マーチンゲールの奇跡
失われた所持金を取り戻す為に選択したのが「マーチンゲール法」です。
負けたら次のベット額を倍にしていくマーチンゲール法は、多少連敗しても、一勝できれば必ず利益が出るというシステムベットです。
『インスタントルーレット』は、これまでの経験から極端な出目の偏りが出にくいのではないかという印象を得ていました。
「ルーレットは独立事象のゲーム」といわれますが、ホイールの癖であったり、ディーラーの力加減であったり、何らかの影響で出目に偏りは出るのではないかと常々思っています。
ですが12個のホイールが次々と入れ替わる、このゲームではそれはありません。
実際『赤・黒』で極端にどちらかの目ばかりが続くといった現象は無かったように思います。
初心に戻り『黒』に$1を賭け、マーチンゲール法で所持金を取り戻す事にしました。
目論みは大成功、マイナスから一転$80以上のプラス収支となりました。
マーチンゲールのジレンマ
しかし1199ゲーム目で、ついに7連敗。
それまでも6連敗はありましたが7連敗は初めてです。
マーチンゲール法に従えば、次の賭金は$128。
後から考えれば、ここでマーチンゲール法を中断するべきでした。
いや、その前のゲーム、収支がほぼ±0になった時点で作戦を立て直すべきだったのでしょう。
しかし、$60以上のプラスが一気にマイナスに転じた精神的動揺、これまで7連敗はなかったという無意味な経験値、次の一勝で一気に逆転できるという希望的観測……。
様々な思いが交錯し適切な判断が出来ませんでした。
これが現実です。
反省と収穫
トーナメントもランキング入りも果たせないまま敗退となりました。
途中でも触れましたが、愚直に当初の作戦を継続していれば結果は違っていたはずです。
ゲームを楽しみたいという欲望が、勝利を遠ざけてしまいました。
けれど収穫もあります。
賭け金額を競うトーナメントでは、マーチンゲール法のようなシステムベットは一つの有効な武器になるかもしれません。
勿論、冷静な判断力を失わなければという条件つきですが。
追加情報
今回の様に無残な負け方をした時、インターカジノには救いの神の様なシステムがあるのでご紹介しておきます。
それはウェルカムキャッシュ。
ゲームをする毎に加算されていくポイントをキャッシュと交換できるのです。
今回は125ポイント貯まったので$50のキャッシュと交換しました。
”出金賭け条件なし”なので、まさに現金支給の感覚です。
ポイントはキャッシュ以外にも様々なお得アイテムと交換できるので、インターカジノでプレイした時はチェックをおすすめします!