ライブゲームが豊富に揃っているラッキーニッキーカジノでポーカーに挑戦します。
ポーカーはリアルカジノではバカラ、ブラックジャックと並んで代表的なカードゲームですが、オンラインカジノでは少し地味な存在と言えるかもしれません。
ポーカーの魅力は何といってもプレイヤー同士の心理戦や駆け引きなので、オンラインでは再現しずらいというのが最大の原因でしょう。
けれど、オンラインカジノならではのポーカーの楽しみ方、勝ち方もあるはずです。
ライブゲームで検証してみます。
※ポーカーハンド(役)についてはこちらに詳しい解説があります。
テキサスホールデムボーナスポーカー
オンラインカジノのテキサスホールデムポーカーは、実際の『テキサスホールデムポーカー』にかなり近い感覚でプレイ出来るライブゲームです。
※テキサスホールデムポーカーについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
テキサスホールデムポーカーは自分に配られた二枚のカードとテーブルにオープンされる五枚の共通カードを使って強い役を作ります。
ランドカジノと違うのはディーラーとの対戦という事です。
ゲームの流れ
アンティ
先ず、アンティにチップを置きます。
最低ベット額は$0.5ですが、$1で様子をみる事にします。
この時点では一枚のカードも配られていないので、アンティはゲームへの参加料のようなものです。
フロップ
画面の様にディーラーとプレイヤーにカードが2枚ずつ配られます。
ここでプレイヤーの選択肢は「プレイ」か「フォールド」です。
プレイするにはアンティの倍のチップをベットする必要があります。
フォールドはゲームから降りる事を意味し、アンティへの賭け金は失われます。
配られた二枚のカードを見て、「勝てない」と判断した時はフォールドするわけですが、自分に配られた二枚のカードのみで判断するのは、かなり難しいです。
結局は勘に頼るしかないのですが、ここでゲームを降りてもアンティを失うだけなので、大抵のプレイヤーは「プレイ」を選択するはずです。
ターン
プレイを選択すると、フロップの枠に$2が置かれ共通カードが三枚オープンされます。
ここから先は、更に賭け金を上乗せするかという選択になります。
自分の二枚のカードと共通カードで既に役が成立していたりして、勝つ可能性が高いと思えばアンティと同額を上乗せする事ができます。
チェックを選択すると、このラウンドでのベット額の上乗せはパスできます。
チェックしてもゲームから降りるわけではないのでゲームは継続されます。
リバー
共通カードの四枚目がオープンされ、更に賭け金を上乗せするかを判断します。
この時もアンティと同額をベットする事が出来ます。
自分のハンドは最も優位のものが画面に表示されるので、ポーカーのハンドに詳しくなくても大丈夫です。
この時はノーハンドの状態で【K】がハイカードです。
チェックを選択し、負けた場合の損失を抑えることにしました。
勝敗
最終的に五枚の共通カードがオープンされ、勝敗が決します。
この時はストレートが揃い、勝利。
$8の払い戻しを受ける事が出来ました。
リバーへも賭けておけば、賭け金合計は$5になり、$10が戻ってきたはずです。
ストレート以上のハンドで勝てた場合はアンティにも等倍の配当がつきますが、それ以下のハンドではアンティに配当はつきません。
もし1ペアや2ペアが勝利ハンドだったら、この時の払い戻しは$7(リバーへもベットしていれば$9)でした。
ゲームの流れは以上です。
この例の様に、最後の共通カード一枚で大きく形勢が替わる事も多く、それが面白いのですが……。
どんなカードが来るかは全くの運次第で、プレイヤーはゲームを降りるか、更にベットをするかの選択しかできません。
その点は本家のテキサスホールデムと同じですが、他のプレイヤーとの対戦ではないので、心理的な駆け引きやブラフ等は一切通じません。
実際にディーラーより強いハンドを作れなければ負けです。
実践結果(約100回)
一気に収支がブラスに転じたのは、賭け金を引き上げた後です。
最初はアンティに$1ベットしていたのですが、50ゲームぐらいから$5に引き上げました。
フロップへは$10賭ける事になります。
更にターン、リバーへも賭ければ1ゲームで$25の勝負になりますが、勝てば$45か$50の払い戻しになるので、少し連勝すれば、そこそこ勝った状態で勝ち抜けできるのではないかと考えたのです。
目論みは、ある程度成功して、収支の増減は激しくなりましたが、上昇傾向にあると思いました。
そこで一気にアンティへ$10を賭けてみました。
総額$50のベットで、フルハウスでの勝利です。
アンティにも配当がついて$100の払い戻しを受けました。
毎回、ヒリヒリしながらのゲームになりましたが、可能な限り、この金額でゲームしてみる事にしました。
結果、賭け金を上げてから13ゲームして8勝5敗、しかも5敗のうち4回はターン・リバーへはベットせず$30の損失に抑える事ができました。
全体のゲーム結果は93ゲーム中41勝49敗3引き分け、収支はプラス149ドルです。
中途半端なゲーム数で終えたのは、最後のゲームでリバーまでベットして負けてしまったので流れが良くないと思い、勝っているうちに止める事にしたのです。
その判断が正しかったどうかは…神のみぞ知るですが、個人的には、長くゲームを続けていくと負ける可能性が高い気がします。
カリビアンスタッドポーカー
今回はカリビアンスタッドポーカーも比較対象としてプレイしてみます。
ゲームの流れ
カリビアンスタッドポーカーはアンティにベットする事でゲームが始まるのはテキサスホールデムボーナスポーカーと同じなのですが、次の選択肢は双方のカードが配られてからになります。
自分の手札は全てオープン、ディラーは一枚のみオープンされています。
ここでフォールド(降りる)か、プレイするかを決めます。
プレイする場合はアンティーの倍のベットが必要になります。
自分のハンドは分かった状態ですから、テキサスホールデムに比べると判断はしやすいです。
上の画像の場合、【5】のワンペアが成立し、ディーラーはポーカーで最弱のカードである【2】がオープンされています。
迷わず『プレイ』を選ぶ場面でしょう。
勝利し、2倍の払い戻しを受ける事ができました。
テキサスホールデムに比べると至ってシンプルです。
こちらもカードの入れ替え等は一切ないので、どんなハンドが揃うかは運任せです。
注意点
ディーラーは【A】【K】を含むハイカード以下ではクリオファイしない。
クリオファイしないとは、資格なしと見なされるという意味です。
その時はプレイヤーがどんなに良いハンドを持っていてもアンティに等倍の配当が付くだけで、プレイベットに配当はつきません。
この画面の様にアンティの$1が$2になり、プレイに賭けた$2はそのまま戻ってきます。
つまりアンティへのベット分だけプラスになります。
このシステムが、このゲームで勝つ為にはかなり重要な役割を果たしています。
勝利ハンドにより配当が変わる
プレイベットに対する配当は勝利ハンドによって変わってきます。
配当が変わるのはプレイベットだけで、アンティベットの配当は変化しません。
勝ては常に等倍の配当です。
実践結果(約200回)
199戦36勝82敗という結果でしたが、収支は71ドルのプラスで終えました。
というか、次で負けたら、マイナスに転落しそうな気がしたので、そこで止めたというのが真相です。
これだけ負け越しているのに、どうしてプラス収支なのかと疑問を抱く方も多いでしょう。
実は「ディーラーがクリオファイせず」というのが81回あります。
つまり、勝った36回とプラスすると、117ゲームでプラス収支になっているのです。
このゲームでは、よほどの事が無い限りフォールドはしない方が、良いと思いました。
フォールドすれば、アンティを失うだけです。
多少のリスクは覚悟で、プレイにベットすれば「ディーラー資格なし」で少しずつ資金を増やせる可能性があるのです。
今回も最初は$1のアンティベットから始めて様子を見ながらベット額を上げていきました。
終盤では、こんな冒険も試みています。
アンティに$100、プレイに$200合計$300の勝負です。
所持金に余裕があるうちに、一気に勝負を決める覚悟でした。
負ければ潔く撤退するしかありません。
運よく勝つ事が出来たのでゲームを終了しました。
まとめ
今回は両方のゲームでプラス収支にできましたが、正直言って、これは運が良かったのと、ある程度のプラスが出た時点でスッパリと止めた事が最大の勝因です。
この記事を書くという目的が無かったら、もっとダラダラとプレイを続けて、結局負けていた可能性が高いと思います。
テキサスホールデムは最後の一枚で形勢が変わったり、状況を見ながらベット額を変化させたりできる点で、実際のポーカーに近い感覚でプレイできます。
カリビアンスタッドポーカーはスピーディーにゲームが進行し、比較的勝ちやすゲームだという印象を受けました。
また、強いハンドで勝てば高い配当を得られる期待もあります。
じっくりとポーカー気分を楽しむのであればテキサスホールデム。
とにかく勝利を目指すのであればカリビアンスタッドポーカー。
それが個人的な印象です。
二つのゲームに共通して言えるのは、タイミングを見て高額ベットして、一気に利益を増やす時間帯を作れば勝つチャンスはあるという事です。
勿論リスクは伴いますが、少額ベットでダラダラとゲームを続けていては、結局負けてしまう可能性が高い気がします。
その意味では、所持金に余裕のある時にプレイした方が良いゲームなのかもしれません。
高額ベットは怖いですけど、面白いです。
ヒリヒリします!