今回は『ラッキーベイビーカジノ』でライブポーカーをプレイします。
現在、ラッキーベイビーカジノでは『Casino Stud Poker』『Casino Hold’em』『3Card Brag』という3種類のライブポーカーをプレイできます。
それぞれにルールに違いがあり面白いのですが、今回挑戦するのは『Casino Stud Poker(カジノスタッドポーカー)』です。
このゲームの最大の特徴はジャックポット機能があるという事。
ジャックポットは、このゲームをプレイする全世界のプレイヤーがコツコツと積み立てたお金を、運のよい少数の人間がゴッソリといただいてしまうという、非常に夢のあるシステムです。
スロット等ではお馴染みですね。
Casino Stud Pokerのジャックポットが、スロットのジャックポットと少し違う箇所は、『ロイヤルフラッシュ』を出すことが獲得の条件だという事です。
上の画像がジャックポットの配当表です。
この時のジャックポットの賞金額は約54万ドルです。
他のハンドでも対応した配当を得る事ができます。
※ポーカーのハンドについてはこちら
目次
ジャックポットベットは1ドル
ジャックポットの賞金を得る為には、通常ゲームへのベットの他に、1ドルをジャックポット基金に差し出さなければなりません。
少しでもオンラインカジノでポーカーをプレイした事がある方なら、ここで迷うはずです。
オンラインのポーカーは、カードチェンジが無い場合がほとんど。
このカジノスタッドポーカーもチェンジ無しの一発勝負です。
したがって、強いハンドが成立する事は珍しく、何のハンドも揃わずハイカード(一番上位のカード)で決着が付く事の方が多いのです。
ジャックポットの賞金が発生する3カード以上のハンドは滅多に揃いません。
運良く揃う事はもちろんありますが、その時の為に常に1ドルを賭け続けるのは、かなりハイリスクな行為と言わざるを得ないでしょう。
ですが、その1ドルをケチれば、運良くハンドが揃ってもジャックポットの賞金を得る事はできません。
一か八かでジャックポットへ賭け続けてみようかとも思ったのですが……。
本当にジャックポットの可能性はあるのか!?
自分の経験した範囲で言えば、オンラインカジノで『ロイヤルフラッシュ』が成立したのを見た事はありません。
フルハウスやフラッシュなら、何度か見た事があります。
ある程度の割合でスリーカード以上のハンドが出現するのであれば、ジャックポットへのベットも無意味にはなりません。
果たして高配当のハンドが、どの程度の割合で成立するのか、それを試してみる事にしました。
カジノスタッドポーカーのゲームの流れ
- アンティへベットし、ゲームをスタートする。
- プレイヤーに全てオープンされた状態でカードが配られる。
- さらにゲームを続ける場合は『コール』、勝ち目が無いと思った場合は『フォールド』をクリックする。
※アンティとは、テーブルにいる全プレイヤーが支払わなければならない参加料
※ここで自分の持つカードで有効なハンドが成立しているかどうか分かります。
※ディーラーのカードは一枚だけオープンされた状態です。
※コールにはアンティへ賭けた金額の倍のベットが必要です。
※フォールドすると、アンティへ賭けた金額は失われます。
作戦1 アンティへ最低ベット額の0.5ドルを賭けてプレイ
今回の目的は、あくまでジャックポット獲得の可能性を探る事なので、とにかく数多くプレイする事を目指します。
所持金は約200ドル、この金額で何処まで勝負できるかやってみます!
配られたカードは、ご覧の通り、【6】と【K】のツーペア。
迷わずコールに1ドルをベットして、ゲーム継続です。
ツーペア揃っているので、勝てる可能性がかなり高いですが、ここでベット額を上げる事はできません。
コールにベットできるのは、常にアンティの倍です。
ディーラーはノーハンドだったので、勝利はしたのですが、払い戻しは2ドルだけです。
ちなみに、ディーラーの手札に何の役も成立しなかった場合、【A】と【K】が含まれていないと『資格なし』と判断されてしまいます。
資格なしになった場合、勝負自体が成立しなかった事となりアンティの賭け金に等倍の払い戻しが付くだけで、コールにベットした金額には配当が付きません。
これはプレイヤーのハンドがどんなに強くても変わりません。
もしも、ディーラーの手札に【A】と【K】が含まれていればコールベットには2倍の配当が付くので、合計で4ドルの払い戻しを得られます。
通常ゲームでの各ハンドに対する配当は以下のようになっています。
強いハンドを揃えられれば、通常のゲームでもそれなりの配当がつきますが、ディーラーが資格なしになってしまうと、この配当は得られずアンティベット分だけの利益になってしまいます。
逆にプレイヤーに何のハンドも成立していなかったとしても、ディーラーが資格なしになれば、同じように払い戻しを得られます。
上記仕組みが、このゲームで勝利する為には大きなポイントになります。
作戦2 どんなに弱いハンドでも『コール』してみた
フォールドしてゲームを降りてしまえば、アンティへのベットは確実に失われます。
どんなに弱いカードでも、ディーラーが資格なしになれば、わずかではあっても利益を得られます。
つまり、どんな時でもコールした方が勝つ可能性は高まるのではないかと考えました。
同じ様に考えるプレイヤーは多いからなのか、Casino Stud Pokerにはどんなカードでもコールする『ブラインドコール』という機能も備えられています。
常にコールし続けた55ゲームの結果が上のグラフです。
6勝21敗、ディーラー資格なしが23回で、18.5ドルのマイナスです。
なんだか雲行きが怪しいので方針転換です。
作戦3 ペア以上のハンドが揃わなければコールしない
この方針でプレイした結果、500ゲームを終えた時点で14ドルのプラス収支になりました。
どうやら、方針転換は成功だったようです。
この調子なら、ベット額を上げれば、もっと利益が膨らむかもしれません。
作戦3改良 アンティベットを1ドルに引き上げ、さらに500ゲーム!
なんとベット額を上げた途端にグラフは下降線です。
1000ゲームを終えた時点で64ドルのマイナスです。
結果分析
今回獲得できた最上位ハンドはフルハウスです。
1.5ドルのベットで、12ドルの払い戻しを得られました。
こうした高配当の勝利が収支を引き上げてくれています。
上のグラフの850回周辺で収支が急上昇しているのも、ストレートやフラッシュが出現してくれたおかげです。
1000ゲームの内、ジャックポット賞金が発生するハンドが何回あったか数えてみました。
- スリーカード:9回
- フラッシュ:4回
- ストレート:5回
- フルハウス:2回
残念ながら、ジャックポット賞金対象ハンドの成立を期待して、ジャックポットへ1ドルを賭け続けるのは、賢い選択ではないと言わざるを得ません。
とくにロイヤルフラッシュが出現する可能性は限りなくゼロに近い気がします。
けれど、ゼロでは無いのです。
おそらく宝くじで一等に当選する確率よりは、ジャックポットを獲得する確率の方がかなり高いと思われます。
実は1000ゲームを終えて64ドルのマイナスというのは、まだまだ余力が残ってるため悪い結果ではありません。
ジャックポットに拘らず、通常のゲームだけでも、ゲームの流れ次第では充分に勝てるチャンスはあるという感触を個人的には掴んでいます。
今回は残念ながら実証する事はできませんでしたが、引き続き実践を続ける意欲は満々です。
なかなか面白いですよ、カジノスタッドポーカー!