目次
ビデオポーカーとは
ビデオポーカーとは、モニターに表示されたトランプでポーカーの役を作るゲームです。
スロットゲームとおなじくカジノゲームのなかでは、一人でまったり遊ぶには最適なゲームです。
対戦相手がいないゲームなので、ポーカーの役や台ごとの仕様さえ覚えてしまえば、だれでも簡単に遊べます。
ビデオポーカーの基本
ルール
ビデオポーカーは、最初に配られた5枚のカードを軸に役作りを行うゲームです。
ビデオポーカー初心者は、まず下記2点を基本事項と覚えておくとよいでしょう
- 役により配当額が異なる
- 役を揃えるために、カードの入れ替えを判断する
基本役
ワンペア
同じ数字のカード2枚が、1組揃った状態。
ツーペア
同じ数字のカード2枚が、2組揃った状態。
スリーカード
同じ数字のカード3枚が、1組揃った状態。
ストレート
5枚のカードが、連番で揃った状態。
フラッシュ
同じ絵柄(スーツ・スート)のカードが、5枚揃った状態。
フルハウス
同じ数字のカード3枚が一組『スリーカード』と同じ数字のカード2枚1組『ワンペア』が揃った状態。
フォーカード
同じ数字のカード4枚が一組揃った状態。
ファイブカード
同じ数字のカード4枚とジョーカーが揃った状態。
※ジョーカーポーカーのみの役
ストレートフラッシュ
5枚とも同じ絵柄『フラッシュ』かつ連番(ストレート)で揃った状態。
※後述する『ロイヤルストレートフラッシュ』の条件を満たした際は、ロイヤルストレートフラッシュとなります。
ロイヤルストレートフラッシュ
5枚とも同じ絵柄『フラッシュ』かつ『10、J、Q、K、A』が揃った状態。
ビデオポーカーの遊び方
ビデオポーカーは機種によって細かなルールの違いはありますが、プレイする基本的な手順は同じです。
一般的なビデオポーカーのプレイの手順を紹介しましょう。
手順1 賭け金を投入し、ディール(DEAL)ボタンを押す
オンラインカジノでのプレイの場合、コインの値を選択し、ベット枚数を指定します。
基本的にコイン枚数は1~5枚の範囲で選択できます。
※実際のビデオポーカーマシンと同様に5枚のベットするとロイヤルストレートフラッシュ成立時の配当倍率が上がる為、ペイアウト率も上がります。
ディールを押すと5枚のカードがオープンされた状態で表示されます。
手順2 交換したくないカードを選択し、それに対応するホールド(HOLD)ボタンを押す
最初に表示された5枚のカードで、既にポーカーハンドが成立している場合、そのカードは自動的にホールドされます。
それ以外の場合、残したいカードのみをホールドします。
カードをホールドせず、全て入れ替える事も可能です。
手順3 ドロー(DRAE)ボタンを押す
ホールドしなかったカードが消え、その位置に新たなカードが表示されます。
ポーカーハンドが成立していれば、そのハンドに対応した倍率での配当を得られます。
手順4 成立した役に応じた配当を貰う
配当を貰う際、多くのビデオポーカーには「ダブルアップ」もしくは「ギャンブル」と呼ばれる機能が備えられています。
この機能では下記3つの選択肢から選ぶ事が出来ます。
- 勝った金額をそのまま貰う「コレクト」
- 全額を賭け、倍々ゲームに挑む「ダブル」
- 半分だけ貰い、残りの半分を賭ける「ハーフダブル」
『ダブル』や『ハーフダブル』で賭けた金額は、ゲームに負ければ失われてしまいます。
ビデオポーカーの種類
実際のリアルカジノに置かれているビデオポーカーマシンはメーカーや機種による違いだけでなく、マシンの型番等によっても設定に細かな違いが儲けられているようです。
有利な条件でプレイするには、それらの違いを把握する必要があります。
オンラインカジノの場合、実際のビデオポーカーマシンのゲーム性は忠実に再現されていますが、型番等による差はありません。
この稿では、オンラインカジノで実際にプレイできる代表的なビデオポーカーについて、いくつかご紹介します。
ジャックスオアベター(Jacks or Better)
『ジャックスオアベター』は、最もオーソドックスなタイプのビデオポーカーです。
名前の通り、配当が発生するのはジャックのペアよりも上位のハンドが成立した時です。
他の機種においても同様のルールが適用されている場合も多く、ビデオポーカーのスタンダードと言えます。
ジャックスオアベターには、ライン数の違いにより、いくつかの機種が存在します。
シングルハンドと複数(マルチ)ハンドの違い
シングルハンドと複数ハンドのゲームは、一度のディールに対応するハンド数が違うだけで、ルール上の違いはありません。
一番最初にオープンされた5枚のカードでの選択が他のハンドでも固定されます。
ドローすると、ホールドしたカード以外は全て入れ替わり、各ハンド毎に違った組み合わせになります。
ハンド数が増えれば1回のディールで配当を得られる可能性は高まります。
ですが、ハンドの数だけ賭け金も増えるので、配当を得られたとしても全体のベット額より少額にしかならない場合も多く発生します。
下の画像はジャックスオアベター4ラインのゲーム画面です。
一番下に表示されたカードに対するアクションが、他のラインのカードにも反映されます。
7をホールドすると下の画像のようになります。
ディールをクリックすると、ホールドされたカード以外は全て入れ替わります。
各ライン、それぞれにジャックのペア以上のハンドが成立していれば、対応した配当を得られます。
4ラインの他にも50ラインやライン数を選べるマルチライン等がありますが、基本的な操作方法は同じとなります。
シングルハンドと複数ハンド、どちらでプレイするかは各プレイヤーの好み次第です。
ビデオポーカーに不慣れな時はシンプルなシングルハンドでゲームの流れを把握し、慣れてきたら複数ハンドのゲームに挑戦してみるのが良いかもしれません。
ジョーカーポーカー(Joker Poker)
『ジョーカーポーカー』は、カードに【ジョーカー】が含まれているビデオポーカーです。
ジョーカーはワイルドカードとして、全てのカードの代わりとして機能します。
上の画像ではジョーカーを含む3枚のカードによって、【7】のスリーカードが成立しています。
ジョーカーの存在によって、より上位のポーカーハンドが成立しやすくなっている為、配当が発生するのは【K】のペアより上位のハンドになります。
デュースワイルド(DEUCES WILD)
『デュースワイルド』は【2】がワイルドカードとして、全てのカードの代わりとなります。
配当が発生するのはスリーカード(スリー・オブ・アカインド)より、上位のポーカーハンドになります。
見出し直下の画像では、【2】を含む3枚のカードによって、【Q】のスリーカードが成立しています。
※ジョーカーポーカー、デュースワイルドにもシングルラインと、複数ラインのゲームがあります。
その他にも、【10】のペア以上で配当の発生する「テンズオアベター(10’S OR BETTER)」など、様々な特徴を持ったビデオポーカーがあり、それぞれにシングルラインと複数ラインのゲームがあります。
※ゲームによって、配当の発生する条件や、各ポーカーハンドに対する配当倍率などルールに細かな違いがあります。
それらの点を充分に確認した上でのプレイをおすすめします。
ビデオポーカーの攻略法
ビデオポーカーにもブラックジャックと同じ様にベーシックストラテジー(基本戦略)が存在します。
基本戦略は、その通りにプレイしたからといって必ず勝てるというわけではありませんが、確率的に最も勝てる可能性の高いアクションを選択できます。
ただし、ビデオポーカーの場合、機種によって細かなルールが異なる為、一つの基本戦略が全てのゲームに有効なわけではありません。
ここでは参考の為、ジャックスオアベターのベーシックストラテジーを紹介します。
ジャックスオアベターは最もオーソドックスなビデオポーカーです。
この基本戦略を理解しておく事で、ビデオポーカーで勝利する為の基本的な知識が得られるでしょう。
ジャックスオアベターのベーシックストラテジー(基本戦略)
最初にオープンされたカードから、以下の基準でフォールドするカードを選択します。
1が最も優先順位が高く、16が最も低くなります。
- ロイヤルフラッシュ、ストレートフラッシュ、フォーカードが揃っている時は該当するカード
- あと1枚でロイヤルフラッシュが期待できるカード
- フルハウス、フラッシュ、ストレート、スリーカード
- あと一枚でストレートフラッシュ
- ツーペア
- ハイペア(J以上のペア)
- あと2枚でロイヤルフラッシュ
- あと1枚でフラッシュ
- ローペア(10以下のペア)
- あと一枚でストレート(両面待ちのみ)
- 同じ絵柄のハイカード(J以上のカード)
- あと2枚でストレートフラッシュ
- 違う絵柄の2枚のハイカード(3枚以上のハイカードがある場合は数字の低いハイカード2枚をホールド)
- 同じ絵柄で10とJ、10とQ、10とK
- ここまでに上げた条件に当てはまるカードがない場合、フォールドせずに全てチェンジ
ビデオポーカーまとめ
先にも述べましたが、ビデオポーカーではマックスベット(コイン5枚を賭ける)する事でペイアウト率が上がります。
ベット額の調整はコインの枚数ではなく、コインの価値(コインバリュー)で行いましょう。
ビデオポーカーは単なる運任せのゲームではなく、プレイヤーの選択次第でペイアウト率が変化し、勝利の可能性を高める事ができます。
慣れないうちは少し難しく感じる方もいるかもしれませんが、コツさえ掴んでしまえば大変面白く、勝てるチャンスも少なくないゲームです。
ビデオポーカーのおすすめ動画
さらに詳しい解説やシングルハンドとマルチハンドの違いをお知りになりたい方には、こちらの動画が参考になります。