
ポチョムキンです!
今回はブラックジャックで判断が難しい状況の1つ。
『プレイヤーの手札16(ハードハンド)でディーラーの見せ札が7以上』の時にヒットするべきかスタンドするべきかについてジパングカジノで検証してみたいと思います。
ブラックジャックはカードの状況によって『ヒットする(カードを引く)』か『スタンドする(カードを引かない)』か選ぶことができるため、自分の選んだ選択肢で勝敗が決まるといっても過言ではありません。
ブラックジャックの詳しいルールについてはコチラをご覧ください。
ブラックジャックには全ての状況下で最も勝率の高い選択肢が記された『ベーシックストラテジー』と呼ばれる基本戦略が存在します。
そしてそのストラテジーに従ってプレイすることでペイアウト率は理論値に近づくと言われています。
そのストラテジーによると、手札12~16(ハードハンド)でディーラーが7以上の状況では全てヒットすることになっています。
しかし、ブラックジャックプレイヤーならば手札12以上でヒットしてバーストしてしまったという経験は必ずあると思います。
そして、スタンドしたら勝てたという経験をお持ちの方もいるでしょう。
「本当にヒットした方が良いのだろうか・・・」
これはブラックジャックプレイヤーにとって最も判断の難しい状況の1つと言えるのではないでしょうか。



確かに、ベーシックストラテジー通りにプレイするのは正しいです。
私もプレイする時は必ずストラテジーに従ったプレイを行います。


ですが、ストラテジー通りにプレイしても必ず勝てるわけではないので、そこは注意が必要です。


ストラテジー通りにプレイするのであれば迷わずヒットする。
これで大丈夫です。
ですが、ヒットしても高い確率で負けてしまうんです。


特に手札が16の状況下ではヒットすると非常に高い確率でバーストしてしまいますので、バーストしないようにスタンドを選ぶプレイヤーもいます。


あけみさんは勘がいいですね。

えっへん♪

手札16でディーラー7以上の最適解を検証せよ
今回の検証にあたって
今回のテーマに近い検証をジパングカジノ研究所のドクターKが行っていました。
結論としては、『ストラテジー通りにヒットした方がペイアウト率が高くなる』とのことでした。


ですが、ドクターKさんは1,000回という多くのゲーム数をプレイしているんです。
私はいつも300ゲームくらいしかプレイしませんし、
それよりももっと少ないゲーム数だと結論が変わる場合もあるのではないかと考えています。




その偏りは必ずと言ってよいほど起こるのですが、長―くプレイした場合に、結果を見ると平均して赤と黒が同じくらいの数出ているという結果になります。
これは大数の法則と言われています。


しかし、少ないプレイ回数ではスタンドした方が勝てたという結果が偏って出る可能性もあるというわけです。
今回の検証内容説明
今回は『ジパングカジノ』のライブゲームにある『All Bets Blackjack』をプレイします。
ベット額は最低の10ドル。
基本的にはベーシックストラテジー通りにプレイし、こちらの手札が16(ハードハンド)でディーラーの見せ札が7以上の時に限り、スタンドします。
300ゲームをプレイして、最終的にどのような結果になったかを発表するとともに、16でスタンドした場合の勝敗についてもお伝えします。
実践開始
1ゲーム目は手札12でディーラー5のため、スタンドします。
結果はディーラーバーストで勝利!
そして4ゲーム目に早速スタンドするタイミング到来。
画面下には他のプレイヤーがどれを選択したか人数が表示されますが、スタンドを選ぶ人が多くなっています。
今回の『All Bets Blackjack』は1つのハンドを全てのプレイヤーで共有します。
ヒットを選んだプレイヤーのためにディーラーがカードを1枚引きます。
この仕様があるので、もしヒットしていたらどうなっていたかが分かるのです。
ちなみに、ストラテジー通りにヒットしていたら10が出てバーストしていました・・・
運良くディーラーがバーストして、勝つことができました!
そして18ゲーム目。
最初14でヒットした結果16になったのでスタンドを選択。
もしヒットしていれば24でバーストしていました。
やはり16でヒットすると高い確率でバーストしますね。
しかし、ディーラーが20で敗北しました。
画像は101ゲーム目。
もしヒットしていたら2が来て合計18になっていました。
そしてディーラーが17のため、負け。
ヒットしていれば勝っていました。
実践結果
実践結果はこのようになりました。
項目 | 結果 |
---|---|
ゲーム数 | 300 |
勝敗 | 121勝154敗25引き分け |
勝率 | 44%(引き分けを考慮に入れない) |
収支額 | -215ドル |
ペイアウト率 | 93.71% |
かなりの大苦戦で大敗を喫した結果となりました。
では、16でスタンドしたらどうなったのかを見てみましょう。
項目 | 結果 |
---|---|
スタンドした回数 | 27回 |
勝敗 | 5勝22敗 |
勝率 | 18.52% |
なんと勝率が2割に満たない結果になりました。
このスタンドした回でストラテジー通りにヒットしたらどうなっていたのかを見ると・・・
項目 | 結果 |
---|---|
回数 | 27回 |
勝敗 | 7勝18敗2引き分け |
勝率 | 28% |
300ゲームで手札16・ディーラー7以上のケースは27回ありましたが、その少ない回数でもヒットした方が良い結果になっていたことがわかりました。
スタンドした場合よりも2回多く勝ち、そして2回引き分けに持ち込むことができていたのです。
ブラックジャックでは引き分けの場合に賭けた金額がそのまま払い戻されますので、『負けない』ことは非常に重要です。
検証を終えて
今回の結果を詳しく見ると、27ゲームでディーラーがバーストした回数は5回。
ディーラーが17以上になる確率は81.48%でした。
そしてもしヒットしたらバーストする回数は62.96%の17回という結果に。
このことから言えることは・・・
『スタンドしても8割の確率で負けるので、バーストする確率が6割以上でもヒットした方が良い』
ということですね。

なんとなく理解できましたか?

ヒットした方がいい!ってことですよね?

そうですね。



今なんて言いました?(半ギレ)
この後ポチョムキンは小一時間ほどあけみに詰められました。
おしまい。