ポチョムキンです。
今回はハイエナ法を使ってオリジナルのシステムベットを生み出すことに成功したのでラッキーニッキーのライブルーレットで使ってみたいと思います。
オリジナルベット「マーチングッド法」
開発方法解説
ハイエナ法とはすでに存在するシステムベットを組み合わせることをいいます。
過去にマーチンゲール法とパーレー法の組み合わせベットについて記事を書きましたが、あの考え方が今回も非常に役に立ちました。
マーチンゲール法×パーレー法の記事はこちら
パーレー法は勝つとベット額を2倍にしていくため、連勝すればするほど大きな払い戻しを得られるシステムベットです。
しかし、途中で負けるとそれまでの利益はなくなり、初期ベット額分マイナスになってしまうという欠点があります。
マーチンゲール法×パーレー法では、この欠点をマーチンゲール法で勝った時に初期ベット額分プラスになるという特徴で補うというものでした。
システムベットは下記のように数多くあり、使い方も様々ですから、何でもかんでも組み合わせられるというわけではありません。
勝つとベット額が上がるタイプ
パーレー法やグッドマン法、バーネット法などがこのタイプです。
勝つことで大きな払い戻しを得られますが、連勝の途中で負けると損失が出てしまいます。
負けるとベット額が上がるタイプ
マーチンゲール法やココモ法などがこのタイプです。
負けることでベット額があがるため、勝利によって大きな払い戻しを得た結果、それまでの負けを取り戻すことが可能になります。
今回実践するハイエナ法
いろいろと検討した結果、”勝つとベット額が上がるシステムベット”と”負けるとベット額が上がるシステムベット”の相性が良いという結論に至りました。
まず、勝つとベット額が上がるタイプのシステムベットを1つ選びます。
今回はグッドマン法を使うことにしました。
グッドマン法は別名1235法と呼ばれ、2連勝できればその後負けても収支がマイナスになることはありません。
ですが、逆を言えば2連勝できなければ勝てないという弱点があります。
そこで2連勝できなかった場合に出る損失をマーチンゲール法で補おうと考えました。
上の画像はグッドマン法のベット額の推移を表したものですが、一番下の欄は途中で負けた場合の収支を表しています。
初期ベット単位を$1とした場合、1ゲーム目、2ゲーム目で負けた場合の収支は-$1になります。
これはマーチンゲール法で1ゲーム目に$1を賭けて負けた時の収支額と同じです。
よってマーチンゲール法を組み合わせて、倍の$2をベットして勝てば収支は+$1になり、グッドマン法の弱点を補うことが可能になります。
私はこのベット方法をマーチングッド法と名付けました。
以上が組み合わせベットの開発過程です。
ハイエナ法を使う時の参考にしてみてください。
マーチングッド法の使い方
今回は初期ベット単位を$1とします。
使用できるゲームは倍率2倍のルーレットやバカラ(プレイヤーベット)、シックボー(大小ベット)などです。
ベット額は画像のフローチャートに従って変えていきます。
ポイントは以下の通りです。
- 初期ベット額($1)を賭けて勝つとグッドマン②へ進み、その後も勝つとグッドマン③→④へと進む
- グッドマン③または④で負けた場合は収支が0もしくは+$1になるため、初期ベット額へ戻る
- 初期ベットまたはグッドマン②で負けた場合はマーチンゲール法で$2をベットする
- マーチンゲール法使用中に負けるとベット額を倍にしていき、1度でも勝てばグッドマン②に進む
慣れないうちはこのフローチャートを見ながらプレイするといいでしょう。
コツはグッドマンの途中で負けた場合の収支とマーチンゲールで勝った時の収支を把握することです。
どのタイミングで勝ったか負けたか、そしてその時の収支はどうなるのか。
これが分かっていれば次にどのステージに移行するのかが自ずとわかるようになります。
では実際にプレイしながら説明します。
マーチングッド法実践
今回は黒に賭け続けることとします。
1ゲーム目は赤で負けました。
初期ベット額で負けたのでマーチンゲール法を使用し、$2をベットします。
2ゲーム目は負けて、$4をベットした3ゲーム目。
黒が出て勝利しました。
マーチンゲール法で勝った場合の収支は+$1になるため、初期ベット額で勝った状態と同じとみなします。
よって、次はグッドマン法の②に進み、$2をベットします。
次も勝ちましたので、グッドマン③に進みます。
グッドマン③、$3ベットで勝利!
次はグッドマン最後の④です。
$5をベットします。
次も勝ってグッドマン法を成功させることができました。
マーチンゲール法によって最初の2ゲームの損失を取り戻したため、6ゲーム終了時点の収支はグッドマン法で4連勝した状態と同じ+$11になりました。
今回プレイしたルーレットはフレンチルーレットです。
フレンチルーレットには特殊なルールがあり、倍率2倍のベット時に0が出るとベット額の半額が払い戻されます。
負けても払い戻しを得られるため、マーチンゲール法で負けを取り戻しつつ、0によって払い戻された分の金額分プラスにできるという利点があります。
プレイ結果
241勝259敗(0の回数:17回)
$2,357賭けて$2,550払い戻し
収支+$193
ペイアウト率:108.19%
最大連敗数:8
マーチングッド法の利点と欠点
収支グラフを見ればおわかりになるとおもいますが、マーチンゲール法が成功しさえすれば収支は右肩上がりです。
グッドマン法は4連勝で大きな払い戻しを得ることができますが、4連勝はそう頻繁に起こるものではないため、収支が平行線の状態が続く場合もあります。
今回のプレイで感じた弱点は2つあります。
1つ目は連敗によるテーブルリミットの超過です。
これはマーチンゲール法の弱点でもありますが、連敗数が増えるたびにベット額は倍増していくため、資金に余裕がないと破綻してしまう可能性があります。
そして2つ目は連勝できなければプラス収支を伸ばすことができないということ。
グッドマン法は2連勝できればそれ以降に負けても収支がマイナスになることはありませんが、3ゲーム目の$3ベットで負けると収支は±0、4ゲーム目で負けてしまうと収支+$1になってしまいます。
また、勝ち負けが交互に起こるテレコの状態が続くと、マーチンゲールの$2ベットで勝ってグッドマン②の$2に移行し、負けてまたマーチンの$2ベットに戻るということを繰り返すことになります。
辛抱強くプレイを続けながら4連勝をつかみ取る。
これがマーチングッド法のプレイスタイルになるでしょう。
ちなみに、ラッキーニッキーのライブフレンチルーレットのテーブルリミットは$1,000です。
つまり、初期ベット額$1でマーチンゲール法を使用した時の最大連敗数は10となり、その確率は0.13%。
およそ770回に1度起こるかどうかです。
今回のような500回程度のプレイであれば起こる可能性は少ないと言えますが、長期的なベットを行う際はリミットの到達に気を付けてプレイするようにしましょう。