
様々な攻略法がありますが、負けたら賭け金を倍にして、一度の勝利で収支をプラスに転じていく『マーチンゲール法』は、最もシンプルで効果的なシステムベットだと思います。
バカラやルーレットで使用するのが一般的ですが、このベット方法の利点をもっと活用できるゲームはないかと、常々探ってきました。
今回はライブゲームの『Dream Catcher(ドリームキャッチャー)』でマーチンゲール法を試してみます。
結論から言うと、使えます!
いくつかの条件はありますが『理論上は負けないマーチンゲール法』の利点を生かすことが可能です。
目次
プレイするオンラインカジノと賭け方
プレイカジノ:キャッシュバックシステムがあるカジノシークレット
今回は対象ゲームをプレイしているだけでキャッシュバックが得られる『カジノシークレット』でプレイします。もちろんドリームキャッチャーもキャッシュバック対象機種です。
システムベットを使うと、累計の賭け金が意外に高額になってしまう事もあるため、キャッシュバックが結構な額になっていたりして、嬉しい思いをする事があります。
ライブゲームを遊ぶ際は、キャッシュバックと組みわせる。
これはおすすめの手段です。
賭け方:『1』へ賭け続ける
ドリームキャッチャーのホイールは54に区切られていて、『1』は23個です。
50%の勝率というわけにはいきませんが、払い戻しは2倍なので、マーチンゲール法を使用できます。
例え負け越していたとしても、極端な連敗でシステムが破綻しなければ必ず利益は発生します。
ある程度の間隔で『1』が出て勝利できれば、その都度利益を上乗せしていく事が可能なはずなのです。
実践ドリームキャッチャー×マーチンゲール法
第一ラウンド
結果は、このありさまです。
グラフを見て貰えば一目瞭然。
惨敗です。
所持金200ドルからのスタートだったのですが、結果として$243.3のマイナスで続行不能となってしまいました。
マイナスが200ドルを超えているのは、半端に追加入金したり、キャッシュバックで得た金額を投入したりといった悪あがきをした結果です。
まさに最悪の結果と言って良いでしょう。
130ゲーム目から6連敗で賭け金が64ドルになってしまいました。
ちなみに最初の賭け金を1ドルにした場合、連敗によるベット額の増加はこのようになります。
この時は勝てました。
ここを乗り切れた事で油断が無かったと言えば嘘になります。
当分、極端な連敗は無いだろうと、何となく思い込んでしまいました。
直後の137ゲームから、今度は7連敗です。
次のゲームのベット額は128ドル、ここで負ければ残金は15ドルとなりゲーム続行は不可能。
マーチンゲール法は破綻します。
負けました。
この後、少ない残金で何とかしようと、最初の賭け金を0.1ドルから始めたりと、悪あがきをしました。
グラフを見て貰えれば分かるように、少ないベット額でのゲームでも、マーチンゲール法が機能している間は徐々に収支は上向きになります。
時間さえかければ、逆転も可能かと思う瞬間もあったのですが、所持金が少ないと僅かな連敗数でもマーチンゲール法の継続が困難になります。
グラフの山がガクッと下がっているのは全て継続困難になって諦めた場面です。
最終的な結果はこのようになりました。
注目すべきは『1』の出現率です。
勝率は5割を超えています。
『1』に賭け続けるという発想は間違っていない気がします。
勝てる方法がきっとあるはずです。
このまま諦めるわけにはいきません!
第二ラウンド
今回は勝利しました!
351ゲームをプレイして、113.46ドルのプラス収支で終える事ができたのです。
前回の損失額を回収できたわけではありませんが、まずは100ドル超のプラスという目標を設定していたので、ここで一旦ゲームを区切る事にしました。
グラフの通り、今回もピンチが無かったわけではありませんが、無事に切り抜ける事ができました。
152勝199敗ですから、勝率は前よりも下がっています。
ですが、マーチンゲール法を破綻させてしまうような連敗が無かった為、勝つことが出来たのです。
マーチンゲール法の問題と対策
第一ラウンドと第二ラウンドで違った点は初期ベット額を最低ベットの0.1ドルから始めた事です。
勿論、これはベット額の上昇を極力低く抑える為です。
0.1ドルから始めた場合の連敗によるベット額の上昇はこんな感じです。
0.1ドルから始めても10連敗すればベット額は100ドルを超えてしまいます。
この後、更に3連敗すれば819.2ドルになり、そこで負ければ次のベット額はテーブルリミットの1,000ドルを超えてしまいます。
つまり13連敗がこのゲームでマーチンゲール法を使用する際の負けの限界です。
ありえない連敗数ではありません。
実際、グラフの線が一番下降している188ゲーム目では102.4ドルをベットしています。
幸いにもこの時は勝つことが出来ました。
本来ならばこういった局面は回避したいところです。
しかし、厳密にマーチンゲール法を使用するならば、この問題は避けて通れません。
実践の感想
待てば『1』は必ず出る!
今回はデータ収集の意味もあって、敢えて連続してプレイする事を心掛けました。
ですが、実際のプレイの際には、そこに拘る必要はないはずです。
ある程度連敗が続いたら、一旦ゲームを中断して様子を見れば良いのです。
つまる所、自分の勘頼りになってしまいますが、ある程度は仕方がありません。
それほど長く『1』が出ないという状況は、多くはないと体感的には感じています。
また、一旦『1』が出始めると、やたらと連続するという傾向もある気がします。
そのタイミングを上手くキャッチする事が大切です。
引き際の見極めが勝利のポイント!
更に安全策をとるならば、ある程度の損失は覚悟して、連敗の途中でベット額を初期ベットに戻すという方法もあります。
0.1ドルから始めて5連敗した時の累計の損失は6.3ドルです。
次のゲームで6.4ドルを賭ければ累計の賭け金は12.7ドルになり、勝てば12.8ドルの払い戻しを受けられけるので、0.1ドルのプラスになるのです。
マーチンゲール法は、完了してもプラスになるのは、初期ベット額分のみです。
100ドル以上のベットをして勝ったとしてもプラスになるのは、0.1ドルです。
賭け金が大きくなれば、リスクは大きくなりますが、得られる利益は同じという事になります。
ならば、リスクが大きくなりすぎる前に、損失覚悟でマーチンゲール法の使用を中断、もしくは初期ベット額に戻すというのは、賢明な選択だと思います。
『損切』と呼ばれる手法です。
そのラインを何処に設定するかがプレイヤーのセンスと言えるかもしれません。
単純に何連敗したら、初期ベットに戻すというやり方もあるでしょう。
ですが、個人的には、その時の自分の収支の状況や、所持金の残り、ゲームの流れ等によって流動的に判断した方が良いと思っています。
一度でも勝てれば利益を出せるのが、マーチンゲール法の最大の強味です。
リスクを恐れるあまり、損切のラインを低く設定しすぎると、マーチンゲール法を使う意味が無くなってしまいます。
今回の結果を踏まえて考えると6ドルの損失であれば、回収するのは難しくないはずです。
つまり、5連敗辺りを一つの目安として、そこから先は、収支の状況、ゲームの流れを見ながら判断するのが良いというのが、僕の考えです。
マーチンゲール法、最大の問題!
僕が感じているマーチンゲール法の最大の問題は、何といっても時間がかかるという点です。
完了しても初期ベット分しか儲からないマーチンゲール法で、ある程度の利益を得る為には、とにかくコツコツとゲームを続けるしかありません。
第一ラウンドで、賭け金上昇のリスクを分かっていたのに1ドルベットからスタートしたのは、その問題があったからでした。
勝利した第二ラウンドでも、実は200ゲームを過ぎた辺りで1ドルスタートに切り替えています。
グラフの上昇角度が上がったのはその為です。
0.1ドルスタートのままでは、プラス100ドルに到達するには果てしない時間が必要だと感じてベット額を上げました。
ダラダラとゲームを続けていれば、連敗する可能性もあります。
とにかくリスクを避けて最小のベット額からスタートする事は間違いではありません。
また、リスクを覚悟の上で、少し多めのベット額からスタートし、目標の収支額に達したらスパッと止めるという方法もあるでしょう。
どちらを選ぶかはお好み次第です。
ドリームキャッチャーならではの夢!
上の画像は1ドルスタートで2連敗し、4ドルを賭けた時のものです。
7倍のマルチプライヤーがヒットし、勝利、一気に32ドルを獲得しました。
例えば、連敗が続いて高額のベットをせざるを得なくなった時、同じような事がおこったら……?
と、ついつい想像してしまいます。
思いがけない高額賞金を獲得できるかもしれません。
まさに夢! ですけどね……。


